the mad hatterとは、「不思議の国のアリス」に出てくる登場人物、あの大きな帽子をかぶった彼のこと。「mad」は馬鹿げた、狂ったなんていう意味になるのだけど、イカれた帽子屋だなんて、まぁすごい名前をつけるものだわ。「不思議の国のアリス(英題:Alice's Adventures in Wonderland)」がルイス・キャロルによって書かれた1865年はヴィクトリア女王時代。産業革命真っ只中。イギリスは「世界の工場」と言われ、急速に工業化が進んで進んでいった時代でもある。当時の英国では帽子を作るためのフエルトをつなぎ合わせるために水銀が使用されていたらしく水銀中毒が多かった。そのため「イカれた帽子屋」そんな言葉ができたようね。
ちなみにこの頃の日本は江戸時代後半。徳川慶喜が15代将軍になる傍ら、新しい明治時代への動きが出てきている、、、そんなタイミング。
前置きはそのくらいにして、、、この日行ったバーは「Cafe & Bar The Mad Hatter」
総武線にゆられ、到着するは千葉駅。そこから徒歩10分ほど。
行き交う人々、歩道の広さ、看板や張り紙の色使い、公共施設のイベント告知欄、
滅多に行かないこのエリア、駅周辺を少し探検してさながらアリスのような気分。
雑居ビルが立ち並ぶそんな場所に、「Cafe & Bar The Mad Hatter」はある。
店内は今まで歩いてきた雑多な空気とは異なる、おしゃれ〜な空間。
カウンターの他、大きなソファのある席がいくつか。照明も置いてある小物も良い感じ。
贅沢にソファに腰をおろして、メニューを眺める。今回頼んだのはガトークラシック!
これが美味しかったのだわ、、、。温かいむっちりとしたショコラに、冷たいバニラアイスが添えてあるの。
忘れてはいけない、ここはアブサンも推しているカフェバー。チョコレートとアブサン 最高の組み合わせを楽しませていただきましたわ。
▼この日飲んだアブサン はコチラ▼
店員さんも親切で落ち着いていて居心地よかった。カフェタイムが終わるタイミングで店内の照明を落としキャンドルを灯す。フードの写真を撮ろうとしたら「これ、よかったらどうぞ」とライトを貸していただけたりと、さりげない演出や気遣いが嬉しい。
ランチでカレーなども提供しているようだ(これがまたとても美味しそう)。早い時間からスイーツとアブサン が楽しめるだなんて私得なお店なのだが、少々遠いのでなかなかお伺いできないのが辛い。とても素敵なお店なのでお近くの方、いくべし。
総武線沿線!アブサン飲めるバーはコチラ
Cafe & Bar The Mad Hatter
【住所】
〒260-0015
千葉県千葉市中央区富士見2丁目12−5 紅芋 1階 ビル
【営業時間】
11:30〜0:00(木曜日定休)
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