新宿から小田急線快速急行に乗り30分、東京の町田駅に降り立つ。
町田に降り立ったのは何年ぶりだろうか。でも不思議と町田のイメージは昔の時とあまり変わっていない。新しいお店は増えただろうし、人の出入りも多くなっているはず。
でも私が町田に抱く、雑多で多種多様な人が文字通り入り乱れるイメージは変わらない。そしてそこはマイペースで、いろんな物を受けいれ、包容力があるのかもしれないし、ただ他のものに無関心なだけなのかもしれない。
南口をでて、まっすぐまっすぐ歩く事7分程、町田仲見世商店街に辿り着く。こういう雰囲気の商店街、いいね。いいね。
まるで迷路の様な商店街をぐるぐるしてしまった後、ようやく今回の目的地に到着。
Bar Libertine(バー リバティーン)である。
突如現れる、涼しげで深みのあるターコイズブルーの暖簾。
この商店街によく似合う。
中に入ると
「いらっしゃい」
とマスターが声をかけてくれた。
モサっモサの顎髭、おしゃれな帽子がとてもよくお似合い。
貫禄のある風貌だけど、物腰柔らかくてとても温かく、穏やかで優しいマスターだ。。。
テーブル席はなく、カウンターのみ。6席〜8席ほどあったかな?
1人客が多い様だ。
メニューはおそらく無さそう、、、なので、マスターとの会話を楽しみながらオススメを沢山きいてみよう。
私が来店したのは6時過ぎ。
少しお腹が空いていたのでフードはありますかと尋ねたら、
「丁度、昼間から仕込んでいたカレーが出来上がったところです」との事。
カレーライスってアブサンにも合うし、こりゃ決まりだね。
スパイスたっぷりのマスターお手製カレーだ。
フェンネルシード等、アブサンに使われている様なスパイスやハーブがたっぷり入っている。辛さもちょうどいい。あと引く辛さ〜。
食べ終わったのに、また食べたくなる様なカレー。
合わせて一緒に飲んだのは、トレーネのソーダ割り。
トレーネのパンチある味がソーダによって和らげられて、それがカレーと絶妙にマッチしているぅ。。。
最高でした。
「いや、もう昼間から汗かきながら作ってるんでねぇ。僕の想いはたっぷりはいってますよ」
あ、、、マスターほんと優しい方だ。
(優しい人に会うと最近涙が出ることがある)
お腹も満たされて、アブサンをドリップで飲みたいなぁと思い、酒棚を見てみると、
見たことがないボトルがズラリズラリ。
話を聞くと、お店のオープンの為にマスターがスイスへ行って直接買い付けてきたものが沢山置いてあるのだ。日本では簡単に手に入らない物ばかり。
マスターのスイスへのアブサントリップストーリーを聴くだけでも楽しい。
そして私が出していただいたものはコチラ。
ファウンテンも現地で購入してきたものとの事。
日本ではなかなか買えなくてね、、、。私も自宅用に一つ早くほしいなと思っているんだけど、、、。
いやはや、ここまで大大大満足です。
そしてそして更に嬉しいことに、
なんとコチラのバー喫煙可能です。
オープンエアーで換気扇もガンガン回っているので煙たさもあまりないです。
町田という場所に、すっかりアブサン の風穴はあいておりました。
とても素敵なお店でしたよ。
BAR Libertine
【住所】東京都町田市原町田4−5−19
仲見世商店街内よしざわ店舗
【営業時間】
17:30〜00:30
17:30〜2:00(火曜日のみこちらの営業時間)
【定休日】
水曜日
営業時間は変更になっている場合がありますので、お店に確かめてくださいね。
【bar instagram】