アブサン研究室 -La Vie en Wormwood-

アブサン愛飲家が、アブサンの魅力を語るブログです。アブサンが飲めるバーで実際に飲んだ感想やアブサンが印象的な映画などについて掲載します。

【アブサン紹介】Liquid Alchemy Absinthe(リキッド アルケミー アブサン)

名前  Liquid Alchemy Absinthe
原産国  ニュージーランド
製造場  Liquid Alchemy
アルコール度数  63%
容量 500ml
 
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外観
【加水前】透明度の高い非常に薄いエメラルドグリーン
【加水後】色は目立った変化が見られず
 
香り
【加水前】控えめだが、穏やかな緑の香り。時間が経つとミントのような香りも。
【加水後】もったりしたまるみのある香りに変化。加水前の香りからは想像できない意外な香りがした。いい匂いのする消しゴムのような(例えが下手)
 
味わい
【加水前】カルダモンっぽさ。美味しいカレーを食べた後のような。蜂蜜のようなコクが微かに。紅茶に似た感じもある。
【加水後】甘みが出てくる。
 
余韻
スッキリかつ心地よいハーブ感が残る。まるでアールグレイの紅茶を飲み終えたような。
加水してしばらくおいておくと、お煎茶のような爽やかさも感じる。 
 
総合評価
パワフルさ、派手さはないが、穏やかに控えめに主張してくる美人系でしょうかね。
飲み疲れせず、ゆっくりゆっくり飲んでいられます。個人的にかなり好きな系統。アルコール度数63%というのが信じられない位飲みやすい。
アルコールのいやらしさが無いというか。
人工甘味料、着色料なし。天然ハーブで作られたアブサンです。
 
このアブサンを飲む前にカレーせんべいを食べていたので、「ん?カレーせんべいの感じがまだ口の中残ってしまってる?」と一瞬思ったのですが  、
このアブサンのスパイス感をしっかり感じていたというだけのことでした。亀田のカレーせん、最近ハマってボリボリ食べてます。つまみにいい感じ。
 
 
ニュージーランドのアブサン、初めて飲みました。NZで作られているワインの代表ソーヴィニヨンブランも柑橘類やハーブのフレッシュ感があるものが多いですが、アブサンもなんか似てるかも。豪華絢爛煌びやかさではなく、パチンと弾ける素朴な美しさ。このリキッドアルケミー蒸留所のあるネルソン地区の渓谷では、良好な日当たりと海洋性気候に恵まれたネニュージーランドでもひときわフレッシュな香りが詰まった風味豊かなソーヴィニヨン・ブランとシャルドネ、しなやかながら力のあるピノ・ノワールが育っているとのこと。その様子を思い浮かべながら、アブサンをもう一口。。うん、うん、、、豊かでのんびりした自然に育まれて生まれたアブサンの味なんだよなぁ。。。としみじみ。
 
 
▼こちらのお店で試飲させていただきました▼