アブサン研究室 -La Vie en Wormwood-

アブサン愛飲家が、アブサンの魅力を語るブログです。アブサンが飲めるバーで実際に飲んだ感想やアブサンが印象的な映画などについて掲載します。

ニガヨモギ

【アブサン×BAR訪問】Bar Pálinka(バー パーリンカ)

ほんの数年前は私も知らなかった。パーリンカというお酒。 ここ一年でSNSや雑誌等メディアへの露出が増えたので、ご存知の方も多いかもしれない。 パーリンカとは、ハンガリーで作られる果物を原料とするブランデーのこと。プラムや洋梨、りんご、アプリコッ…

【アブサン紹介】Absinthe La Perchée (アブサン ラ ペルシ)

名前 Absinthe La Perchée(アブサン ラ ペルシ) 原産国 フランス 蒸留所 Distillerie Aymonier アルコール度数 72% 容量 750ml 外観 つけ込みタイプではないのかな?あまり緑っぽさはない。白濁の様子もあまりよく観察できなかったので次回はじっくり、、…

【アブサン紹介】BAREKSTEN Illsint Absinthe(バレクステン イルシント アブサン)

名前 BAREKSTEN 原産国 ノルウェー 製造場 BAREKSTEN アルコール度数 60% 容量 500ml 外観 【加水前】無色透明 【加水後】淡く透き通る白濁 香り 【加水前】爽やかな香水の様。グリーンの中に甘みを漂わす香り。バラの様な華やかな香りも。こんな素敵な香り…

【アブサン紹介】Bourgeois(ブルジョワ)

名前 Bourgeois 原産国 フランス 製造場 Emile Pernot アルコール度数 55% 容量 500ml 外観 【加水前】輝くエメラルドグリーン。芽吹いたばかりの若葉のような薄いグリーン。 【加水後】白濁。ゆる〜りと油と水があわさり、そのあとは魔法にかかったように…

平さんのワームウッドを購入しました!

G.F. Laboratory の平さんという方をご存知だろうか?アブサンの主原料であるニガヨモギ(ワームウッド)を山形で栽培されている方で、日本のワームウッド栽培と言えばこの方!!という方。辰巳蒸留所から出された犬啼アブサン2020には、平さんの育てたワー…

【アブサン紹介】Liquid Alchemy Absinthe(リキッド アルケミー アブサン)

名前 Liquid Alchemy Absinthe 原産国 ニュージーランド 製造場 Liquid Alchemy アルコール度数 63% 容量 500ml 外観 【加水前】透明度の高い非常に薄いエメラルドグリーン 【加水後】色は目立った変化が見られず 香り 【加水前】控えめだが、穏やかな緑の…

【アブサン紹介】Marienhof Absinth(マリエンホーフ アブサン)

久しぶりにドイツのアブサンのご紹介。 こちらのアブサンを作っているマリエンホーフ社はドイツのファルツ地方にある。 花や果物を原料にして、素晴らしいリキュールを作っている。 「液体の宝石」なんていう風にも呼ばれていて、美しいボトルやカラーはまさ…

【アブサン紹介】Absinthe La Faucille(アブサン ラ フォシユ)

名前 Absinthe La Faucille(アブサン ラ フォスィュ) 原産国 フランス 製造場 Distillerie Aymonier アルコール度数 72% 容量 750ml 外観 美しく輝くエメラルドグリーン 香り ファーストインプレッションは、「ん?まだまだ隠れてる?」といった感じで、穏…

ワームウッド育成日記 part.4【絶滅寸前!この命を守れ編】

" data-en-clipboard="true">アブサンの要である「ニガヨモギ(ワームウッド)」の成長記録。 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">▼今までの記録はコチラ▼ " data-en-clipboard="true"> ワームウッド(ニガヨモギ)育成日記 part.1【決…

【アブサン紹介】L’ Aparte des Apotres(ラ パルテ デザ ポトレ)

仕事が煮詰まったり、ゆっくりしたい気分の時にはお酒と葉巻を楽しみとある老舗のバーに行くのだ。 その日も、いつも通り葉巻とシェリー酒(私がシェリーを頼むのはとても珍しい事)を楽しんでいると、近くの席からこんな会話が聴こえた。 「いやぁー、、で…

ワームウッド(ニガヨモギ)育成日記 part.3【里親気分の間引き編】

気温もグングンあがり、日中太陽が顔を出す時間も日に日に増えてきた。 ワームウッド(ニガヨモギ)の種まきをしたのは3月の終わりで、その日は春だというのにどんより厚い雲とひんやりした風が流れ、肌寒い天候だったのを思い出した。 アブサンに欠かせな…

アブサンは危険なお酒?気になるツヨンとは一体?

" data-en-clipboard="true">アブサンの話になるとどうしてもまとわりついてくるのが " data-en-clipboard="true">「怪しくて、飲めば危険な麻薬的イメージ」だ。 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">ゴッホが自分の耳を切ったり、自殺…

【アブサン紹介】Deniset Jeune(デニゼジューン)

名前 Deniset Jeune 原産国 フランス 製造場 Emile Pernot(エミールペルノ) アルコール度数 56% 容量 500ml 外観4.5 【加水前】無色透明 【加水後】淡く白濁 香り4.3 【加水前】ワームウッドの爽やかさ、その後にアニスの香り。 【加水後】スパイスさが出…

【アブサン紹介】Kubler Neuchatel(キュブラー)

名前 kubler Neuchatel 原産国 スイス 製造場 Blackmint SA アルコール度数 53% 容量 500ml 外観4.5 【加水前】無色透明 【加水後】ほのかに紫がかったような青白さ 香り4.3 【加水前】柑橘類をしっかり感じる。レモンクリームのような爽やかさとモッタリし…

【アブサン紹介】Clandestine(クランディスティーヌ)

名前 Clandestine原産国 スイス製造場 Artemisiaアルコール度数 53%容量 700ml 外観5.0【加水前】無色透明【加水後】蒼白く白濁。これぞ、スイスブルー! 香り4.5【加水前】甘いシロップのような香り。ふかふかパンケーキのような、ほっくりした優しい香り。…

【アブサン紹介】Butterfly Classic(バタフライ クラシック)

名前 Butterfly Classic 原産国 スイス 製造場 Artemisia アルコール度数 65% 容量 700ml 外観 【加水前】ナチュラルな枯葉色 【加水後】ゆっくりと白濁 香り 【加水前】アルコールを強く感じ、少しづつアニスの香りを感じ取ることができる 【加水後】アルコ…

ワームウッド(ニガヨモギ)育成日記 part.2【夜明けの発芽編】

" data-en-clipboard="true">アブサンの要であるニガヨモギ(ワームウッド)を育ててみようと、栽培道具を揃え自宅のベランダで育て始めた。 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">▼前回のあらすじはコチラ▼ " data-en-clipboard="true">…

ワームウッド(ニガヨモギ)育成日記 part.1【決意の種まき編】

一昨年あたりから自分でも美味しいアブサンをつくってみたいなぁというぼんやりとした想いを抱きながら何も行動を起こせずにいた。 周りのアブサン仲間がBARを始めたり、ワームウッドを育ててみたりしているのに触発され、、今年!ようやく!その重い腰を上…

【アブサン紹介】Walton water(ウォルトン ウォーター)

名前 Walton water 原産国 アメリカ 生産者 Delaware phoenix Distillery アルコール度数 68% 容量 750ml 外観 4.5 着色料なし、美しい黄緑がかったイエロー 香り4.3 非常に強いハーブの香り 味わい 4.5 ガツンくるニガヨモギ。ヘヴィなパンチ。 後味はハー…

アブサンリスト【少しずつ更新】

国別にアブサンを一覧にしてご紹介します。 www.instagram.com スイス Artemisia Distillery(アルテミジア蒸留所) Clandestine(クランディスティーヌ) Butterfly classic(バタフライ クラシック) Capricieuse(カプリキューズ) Marianne(マリアンヌ…

【アブサン×カクテル】アブサンミルク

暦の上ではもう春だが、そうは言ってもまだまだ夜は冷える。お風呂にゆっくり入って温まり(もしくはシャワーをサッと浴びて)1日の疲れを流し、さぁ、就寝前のゆったりした時間を楽しみたい。 お風呂上がりのビールでも良し、ハーブティーでも良し、グラス…

そもそもアブサンとは?

アブサン(absinthe,absinth,absence,absienta)とは、 主にフランス、スイス、チェコ、スペインを中心にヨーロッパ各国で作られている薬草系のリキュールの事。 主な原料はニガヨモギであり、アニスやフェンネル等のハーブを浸漬したり蒸留することにより独…

【聖なる三草】アブサンに欠かせない「ワームウッド/ニガヨモギ」とは??

アブサンに欠かせないハーブ、ニガヨモギ。過去、ヨーロッパでアブサンが規制になったことで、危険な印象を持つかもしれない。今回はこのニガヨモギについて詳しく説明しよう。