アブサン研究室 -La Vie en Wormwood-

アブサン愛飲家が、アブサンの魅力を語るブログです。アブサンが飲めるバーで実際に飲んだ感想やアブサンが印象的な映画などについて掲載します。

【アブサン×ペアリング】BIOMOMO HASHIMOTO シュトーレン

先日、友人からシュトーレンをもらったんです。
しかもフランスで愛されるスイーツブランド<BIOMOMO HASHIMOTO(ビオモモ ハシモト)>さんのシュトーレン!

事前に予約しないと買えないんじゃなかったっけ?

そしてすぐ完売になってしまう人気シュトーレンじゃなかったっけ?
 

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BIOMOMO HASHIMOTOの紹介

パティシエ・ユニット 「BIOMOMO HASHIMOTO」 橋本泰典さん、恵美子さん | The Cuisine Press
 
とーっても素敵なプレゼントを頂いて、ニコニコで帰宅。
クリスマスが一歩一歩近づいてきていますねぇ。
私の家では、毎年クリスマスは大きなツリーを飾ったり特別なディナーをしたりはせずに、普段通り過ごしています。派手な事はせず、大人しく、淡々粛々と。
(ケーキは大好きなので、クリスマスというイベントを利用して積極的に食べていますが)
 
あ、今年はクリスマスリースは作ってみました。
緑の部分にはニガヨモギをつけています。フワッと香っていい感じ。
 

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自宅の玄関に飾っております。
 
さて、ではでは、

いただいたシュトーレンをゆっくり味わってみましょう〜

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「ぜひアブサンと合わせてください!美味しいと思うので♫」

とオススメしてもらったので、、、
こちらのアブサンとあわせます!


 バタフライ〜アブサン!!

 

absinthe.hatenablog.jp

 

バタフライと聞いて ( Ai yai yai  I’m your little butterfly 〜)とか、(ご機嫌な蝶になって〜)と歌い出す人はきっと同年代。

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まずはシュトーレンをカット。
ケーキとも違う、パンとも違う、「ザックリandしっとり」としたナイフの切れ味を感じながら一枚ずつスライス。

 

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中にはスパイスと自家製の生姜コンフィ、オレンジコンフィ、レモンコンフィ、デーツを使用しているみたい。
 
口の中に入れると、、、
自然の甘みがふわぁっと広がるとシュトーレンだわ!!
シナモンやカルダモンの様なスパイス感、そしてデーツの甘味、、これはアブサンに合わないはずが無い〜!!
 


 シュトーレンをゆっくり堪能した後、アブサンを口へ。

 

あぁ、やっぱり。間違いない。

 

スパイス感と甘味の共通項が多いのでとても仲良し。

 

アブサンを飲んだ後の余韻でシュトーレンを楽しむのがおすすめ。

アブサンの苦味と清涼感をまとって、またシュトーレンの味に深みが出てくる感じ。

口の中の去り際がとても気持ちいいです。心地の良い余韻を楽しめます。

 

 

あ、そうだ、、、余韻、去り際でなんとなく思い出したのですが、「ミシュランガイド東京2021」で見事三つ星を獲得されました、L’Effervescence(レフェルヴェソンス)

 

こちらでサービスのトレーナーをなさっているメートルドテルの宮崎さんがこうコメントをされていました。

 

三つ星のサービスは

【全ての行動でお客様を魅了する】

 

具体的にどういう事かというと、立ち振る舞いや身だしなみ、表情、知識、挨拶、トークスキル等。

そしてその中の一つに「シルエット」も含まれておりました。

 

私はこのシルエットを、ただの影ではなく、物事が離れた後の余韻の様な物だと考えています。

名残惜しさだったり、色気だったり、次に続く楽しみだったり。そんな余韻をフッと残して離れていく。それは存在感の表れ。目の前から消えてもなお自分の中に残る。

そんなサービスマン素敵ですよね。気になってまた会いに行きたくなる。

 

アブサンに限らず、私が好きなお酒って結構こういうタイプのものが多い気がします。

長く綺麗な余韻。。

 

クリスマスまであともう少し。

まずは余韻の前に、本番までのわくわくした期待感、情趣を存分に愉しみましょ。