アブサン研究室 -La Vie en Wormwood-

アブサン愛飲家が、アブサンの魅力を語るブログです。アブサンが飲めるバーで実際に飲んだ感想やアブサンが印象的な映画などについて掲載します。

【アブサン×映画】FROM HELL(フロム ヘル)

お酒をテーマにしたり、あるお酒がとても印象的に描かれている映画は数多くあるが、アブサンも例外ではない。
特にアブサンには怪しげで魅惑的なイメージであるから、物語の中の一つの特徴的なシーンで使われたりする事が多い。
このブログでは、そんなアブサンが印象的な映画を何作かご紹介しようと思う。
 
 

『FROM HELL』(フロム ヘル)

監督 アルバート・ヒューズ
出演 ジョニー・デップ
         ヘザー・グラハム他
公開 2002年
制作国 アメリカ
 

ストーリー

1888年のロンドンがこの映画の舞台。残虐な娼婦連続殺人事件が発生しアバーライン警部が捜査に当たる。数年前に妻子を無くしてから無気力、そして刹那的に生きていた彼は捜査の途中で出会った赤毛の娼婦メアリーと惹かれあうようになる。被害者たちの知られざる共通項と、この殺人事件の裏にフリーメイソンが関わっているのを嗅ぎ付けたアバーライン警部だが、殺人者の手はメアリーにも伸びていた。(wikipediaより引用)
 

『FROM HELL』と アブサン

作中では事あるごとにアヘンに浸っているジョニーデップの妖しげな雰囲気がなんとも素敵なのだが、更にそれを魅惑的で官能的で神秘的なものにしているのがアブサンだ。
浴室でバスタブに浸かるジョニーデップのサイドにはアブサンが。バスタブのお湯も心なしか、加水したアブサンの様に白濁している様に見えるのは気のせいか。。

ジョニーデップとアブサン

ジョニーデップとアブサン
サイドテーブル上に置いてある、エメラルドグリーンにキラキラと輝くアブサンがなんとも色っぽい。
そこにジョニーデップは角砂糖の上からアヘンをポタリポタリと染み込ませる。火を付け妖しくブルーに燃え上がる。ボヘミアンスタイルで口にするのである。
すると、やがて彼の予知能力が冴え渡り、事件解決への手がかりを次々と発見する。
 

ジョニーデップとアブサン

ジョニーデップとアブサン
全体的にストーリーも作品の画も暗いのだが、それと対比するようにアブサンの緑や青く燃える炎、飛び散る血の色がとても鮮やかで、なんとも色彩感のある映画である。
そしてジョニーデップにうっとりしてしまう人は多いはず。
アブサン好きの方も、映画好きな方も、ジョニデ好きな方もこの世界観にぜひ浸って頂きたい。
 
アブサンってなに?どんなお酒?という方はこちらへようこそ。
一緒にアブサンの世界に浸りましょう、、、♡