アブサン研究室 -La Vie en Wormwood-

アブサン愛飲家が、アブサンの魅力を語るブログです。アブサンが飲めるバーで実際に飲んだ感想やアブサンが印象的な映画などについて掲載します。

【アブサン紹介】Absinthe Sans Frontière(サン フロンティエ)

名前  Absinthe Sans Frontière(サン フロンティエ)

原産国 フランス

製造場 Distillerie Aymonier

アルコール度数  72%

容量 750ml

 

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香り

ニガヨモギ 強めのLa Parcheeに近い。緑を感じる香りがある。アルコールが高い分、まだ色んな香りが少し隠れていそうだ。加水したら変化を楽しめそう。(早く次回のみたい)

 

味わい∞

やはりLa Parcheeと似てるというか、延長線上にある感じ。ニガヨモギ をたっぷり感じる。ピリリとした口当たりの後は爽やかさが広がる。ブラックコーヒーの爽やかさとコクに似た味わいもある。

 

総合評価

こちらのアブサン は1800年代に作られていたレシピを元に生み出されたアブサンとのこと。現在まで大切に受け継がれてきたアブサン文化をリスペクトし、当時のものを可能な限り再現したものだ。

ワームウッドの感じがLa Parcheeと似ているなぁと感じたのだが、「Aymonierが目指しているスタンダードなアブサン」というのは、1800年代のアブサン、つまりSans Frontièreの世界なのではないかと考えた。そうすると、この2つが似ているのも私の中で納得ができる。

 

そして、このアブサンの名前Sans Frontièreの意味だが、「Sans」はフランス語で「〜ない、(無い)」という意味。そして「Frontière」は「国境、境界、境」という意味。直訳すると「境界は無い」となる。(ちなみに、Medecins Sans Frontieres は国境なき医師団という意味。)

 

アブサンの世界に境目はない

 

どんな境も超えていくことができる

場所も時代も

 

アブサンは自由に考える事ができる

 

アブサンは自由なのだ

 

開拓しようじゃぁないか!

 

という強烈なメッセージを伝えているのだ。

 

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