とある週末、ちょっと足を伸ばして海の方へ。大人の遠足、社会科見学。
電車で2時間と少しの距離。旅のお供におやつは必須。
というわけで、成城石井で面白そうなおやつを探していたらこんな物を発見。
フランス製アニスフレーバーのキャンディー!しかもグリーンアニス の種子が中に入っているみたい。
蓋を開けてクンクン、あぁー、、、、、アニスの清涼感。スーッとする甘い匂い。
こういうフレーバー系のキャンディーって、香りだけ強くてサ、味はお砂糖ベトベトのまとわりつく味なんでしょ?、、、とあまり味には期待せず。
そう思って一口ぽいっと。
ん、、、
おやおや、、、???
ん、、、これは、、、
(以下早口)
ブランシュタイプのアブサンを加水した時のまろやかなアニスを感じる。口の中で、コロコロと小さなキャンディーを舌で転がす。唾液と交わりながらゆっくりと溶けて、味は広がってゆく。急かさせる様に噛んではいけない。キャンディーが溶けるのを待つ。この先にある楽しみを想像しながら、待つことを、溶けきるまでの時間を楽しむのだ。
電車の窓の移りゆく景色を眺めながら、入れ替わり立ち代る乗車客をを横目で見ながら、このキャンディーの着地地点に向かっていく。
舌の上に感じるキャンディーの感覚が小さくなってきた。するとこれまでの感覚とは異なる小さくて柔らかいものが出てきた。わぁ、これはグリーンアニス 。これ自体には強い味だとかはない。
恥ずかし気な感じで登場して、すぐにいなくなってしまった。(噛んで飲み込んだ)
最後に口の中に残るのは、さっきまで舌先でコロコロしていたキャンディーの感覚と甘い香り。
え、、、なんだこれ、、予想以上の満足感だった。。。。
ノンアルコールのアブサンではないか!!