名前 Fleur d’ Absinthe
原産国 フランス
製造場 Paul Devoille
アルコール度数 60%
容量 700ml
外観 4.8
特徴は何と言ってもニガヨモギの枝が入った個性的なボトル。
理科室のホルマリン漬けにされたカエルを思い出させる様な怪しい外観。見ているだけでワクワク。
【加水前】グラスに注ぐと美しい魅惑的な落ち着いたイエローカラー。
ハーブと種子が原材料で100%ナチュラル。着色は一切なしとのこと。
【加水後】しっかりと白濁(写真は2倍で薄めた量)思った以上に濁るねぇ。
香り4.5
【加水前】ベースにグレープスピリッツが使用されているので香りがフルーティーなのが特徴。アルコール度数も60%あるがツンとしたアルコール感を感じさせない。
とても穏やかで心地よい香り。パイナップル、オレンジのジューシーなフルーツの様だ。
【加水後】加水前に比べてより柔らかな印象。
味わい4.7
【加水前】「これは優雅な味ですねぇ」と思わず口に出してしまいたくなる。
芳醇且つまろやか後味も軽やか。まるで口の中でフワッとひらひらスカートを翻して踊っている可愛らしい妖精の様。ワームウッドの苦味も心地よい。
【加水後】ワームウッドが穏やかになり、他のハーブのニュアンスも出てきた。
余韻 4.0
【加水前】強くはなく、爽やかで柔らかい優しい余韻がしばらく続く。
口の中の甘さと苦さのバランスが素晴らしい。紅茶を飲んだ後の様な爽やかさだ。
【加水後】甘ったるい余韻はなく、爽やか。心地よい。
総合評価4.7
香りも味の系統もCentenaireと似ているなぁと思ってよくよく見てみたら同じ蒸留所だ。ポールデヴォワール社なり。
本当に綺麗で美しいアブサン。これはアブサン初心者に勧めたくなる。
セントネールとぜひ飲み比べてみて欲しい。
▼加水前▼
▼加水後▼
ニガヨモギ が入ってます。
近づくとこんな感じ。
裏ラベル。