アブサンと食べ物の組み合わせは楽しい。
私は仕事柄、ワインのペアリングについての基本的なテクニックについては学んできたつもりではあるが、アブサン に関していうとそういったことは一切気にしたことがないかもしれない。
香りの色調、色、産地、温度、などなど、、、ワインと食事の関係性に関して語ろうとすると本当に本当にそれは長くなるし、他のワインのプロフェッショナル達が沢山素晴らしい記事や本を書いてくださっているのでそちらを参考にしていただきたい。
で、アブサンのペアリングについての私の自論だが、
結論から先に言うと
合う合わないではない。それを食べたいかどうか。
そして、
そこから生まれた偶然のフュージョンを楽しめば良い。
それだけだ。
それはJAZZであり、それはROCK'N ROLLでもある。
アブサンと白米を合わせたって良し。
アブサンとお刺身を合わせたって良し。
アブサンとクリームシチューを合わせたって良し。
もっとね、自由で良いのよ。
お酒の世界も食事の世界も。
こんな組み合わせになるのかぁ、、、
コレがイケるなら、コレもイケる?
今回はちょっと残念だったけど、今まで感じたことのない口の中の感覚。
みたいに、
自分自身が楽しくアブサンとの時間を過ごせたらそれで幸せいっぱい、
それで十分じゃないか!
と、私は考えている。
ペアリングのコツなんてナイナイ。
自分の味覚とアブサンへの愛情を駆使して、自分だけの地図を完成させましょうよ。
前置き長くなったが、、、今回はお散歩の途中で立ち寄った三軒茶屋の老舗和菓子屋「竹翁堂」で購入したどらやきとアブサンをおやつに。。
しっとり美しい生地。
餡と生地のバランスが丁度良い。
餡は甘さ控えめのつぶ餡。
アブサンもどらやきの優しい甘さに合わせて、お水と氷をたっぷり入れて、、、。
やっぱりアブサンが強いので、加水してまず初めに味わい口内の余韻を楽しんでから
どらやきをパクっと
うん、このくらいが丁度良いかもね。
どらやきの生地とアブサンがゆっくり交わる。
アブサンと食事の組み合わせは無限大にある。
皆さんの体験談も是非聴いてみたい。
▼今回あわせたアブサンはコチラ▼
御菓子司 竹翁堂
東京都世田谷区太子堂4ー30ー29
三軒茶屋駅から徒歩4分
創業昭和二年、厳選した材料で温かみのある和菓子を提供。