アブサン研究室 -La Vie en Wormwood-

アブサン愛飲家が、アブサンの魅力を語るブログです。アブサンが飲めるバーで実際に飲んだ感想やアブサンが印象的な映画などについて掲載します。

【アブサン×BAR訪問】青淵〜Ao〜@日本橋

今年2月にオープンしたホテルK5

スタイリッシュでハイセンスな部屋。そしてレストランやカフェ、バーを併設している今流行りのライフスタイルホテルだ。

 

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今回の目的地はホテル内にあるbar、その名も「青淵~Ao~」

たまたま日本橋方面に用事があったので、「これは行くしかない!」と予約をさせていただいた。

漢方、お茶に注目したオリジナルカクテルを楽しみながら、後で詳しく記載するが、お店の名前のルーツである渋沢栄一に関する書籍や芸術文化に関する書籍も自由に読めるライブラリーを兼ねたお洒落な酒場。

 

今回は三越前で地下鉄を降り、人が賑わう日本橋室町方面を抜けて、日本橋を渡り、、兜町方面へ。

このエリアは、明治以降渋沢栄一が邸宅を構えていたそうで、日本で初めて銀行や証券取引所、郵便局などをつくったことから「コト始めの街」「投資の街」「金融の街」なんて言う風に呼ばれている。渋沢栄一、ゆかりの土地なのだ。


周辺には新しくビストロ、パティスリー、ビアスタンド、ワインスタンド、自家焙煎コーヒースタンドがオープンし、兜町に新しいムーブメントを起こしているのだ。日本橋の新たな拠点として注目を集めている。

より地域に寄り添った小規模の複合施設。こういうの、マイクロコンプレックスと言うらしい。

 


さてさて、目的地に到着。

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ホテルのフロントのすぐお隣にAoはある。
 
カウンター席とゆったり可愛いソファ席。

 

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壁の棚に置かれた本はお酒を飲みながら自由に読むことができる。
好きなお酒と好きな本を読みながらゆっくり出来るって最高ですよねぇ。
 
実はここで流れている音楽がまたナイスチョイスで‼︎(ちょっと懐かしさのあるメロディー、シティポップ感、メロウなミュージックがこの日は多かった)
本の中の文字を追うことに疲れたら、音に耳をおあずけしてゆっくり体を揺らす、、、。
とーっても気持ち良かった。
 

この日作っていただいたカクテルはこちら

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メニューに無いカクテルやお酒、お茶もご用意できる場合があるとの事だったので、お酒お好きな人はバーテンダーに相談してみると良い‼︎


バーテンダーとゆるゆるお話しながら飲むのもよし、カウンターでしっとり本を読みながら飲むのもよし、お友達同士でも好きな人とのデートでも◉
 
お店の名前の由来をお伺いしたのだが、こちらのバーをプロデュースした方が日本橋にゆかりのある渋沢栄一を大変リスペクトしているそとの事。そして渋沢栄一は生前、書道に通じていたそうで、その時の作品に自分の雅号として「青淵(あおぶち)」を使用していたんですって。(彼が残した書の作品をネットで調べてみたのですが、いやぁ、、、凄い。整然として堂々して素晴らしい作品でした。自然と背筋がシャンと伸びる様な感覚。茶の湯の世界もお好きだった様で、店内はお茶関係の書籍も置いてます。)
そして「青淵」を、「Ao」と当て字をして、同じくK5に併設しているCAVEMAN(レストラン)のC、ビールスタンドのB、SWITCH COFFEE(コーヒースタンド)のSという風にABC +Sを揃えたという遊びもあるそうだ。(DじゃなくてSというのは、SランクのSだと思ってる、、、。)

 

雨の日でも、ここのソファに座ってのんびり過ごしたいなと思っちゃった。

また近いうちにお伺いしたいな。

美味しいカクテル、素敵な空間、ご馳走さまでした、ありがとうございました。 

 

 

青淵〜Ao〜(アオ)
 
【住所】
東京都中央区日本橋兜町3-5  K5内 

【営業時間】
17:00〜25:00  Mon-Fri
15:00〜23:00 Sat and Holidays

15:00〜23:00 Sun or the last day of a holiday

 
営業時間は変更になる場合がありますのでお確かめください。